『新・鑑定雑感 不動産の不合理な世界』
■本書は弊社の直接販売のみの取り扱いとなります。書店、ネット書店等での取り扱いはございませんのでご注意ください。
四六判/288頁
定価:880円(税込)
978-4-905366-95-9 C0095
堀川 裕巳
2020年1月発行
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『寒風吹きすさぶ不合理な世界に挑む
男堀川の渾身の第二弾!!』
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空き家の発生と三ない不動産の行方
◆空家と行政対応
◆評価額と課税標準額の特例
◆固定資産税における土地評価と家屋評価いついて
◆空家の取壊しが進まないのは~三ない不動産の存在~
都市計画と空家と街づくり
◆都市計画法の目的と理念
◆都市計画の内容と現実世界のギャップ
◆用途地域の指定と土地利用のミスマッチ
◆海外の事情と日本の都市計画
◆空家対策と都市計画
空家とコンパクトシティと試される住民意識
◆ニュータウン・オールドタウン・ゴーストタウン
◆コンパクトシティとゴーストタウン
◆試されるのは住民意識と民主主義
相互不信社会とコンパクトシティの行方
◆再開発ビル青森市アウガ落城
◆地方消滅による無居住化地域の拡大と財政難
◆大衆社会の住民意識
◆マチづくり再考
地方のことは地方へ~平均値の落とし穴~
◆少子高齢化を考える視点
◆平均値の落とし穴
◆地方のことは地方へ
デフレ脱却と内需拡大への道
◆内需はなぜ拡大しないのか
◆資本主義経済の成熟化とその終焉
◆モノが売れなきゃ人を動かせ
◆内需拡大としての休暇のありかたを考える
◆長期休暇制度とそのメリット
正常価格の今そこにある危機と反知性主義
正常価格の今そこにある危機〈パートⅡ〉
改正個人情報保護法と不動産取引情報
評価基準の罪と罰
◆不動産取引路線価の二・六倍
◆路線価とはなにか
◆標準宅地とは何か
◆標準宅地の価格とは
◆画地計算と最有効使用の関係
◆評価を巡る争い
◆評価基準の罪と罰
戦略なき義務研修制度を憂う
◆はじめに
◆専門職業家と修行
◆国家資格と研修制度
◆合理性の視点を欠いた研修制度
◆研修制度を考える
◆インストラクターの養成と評価制度
士・業同一性障害を考える
◆はじめに
◆不動産の鑑定評価に関する法律を考える
◆不動産鑑定評価と鑑定評価書発行の権限
◆訴訟鑑定と不動産の鑑定評価に関する法律
◆組織規定の相違と士・業同一性障害
稀少性の経済と過剰性の経済を考える
◆はじめに
◆市場経済の基本的命題
◆国土の長期展望に向けた検討の方向性について
長期人口推計と現状維持バイアス
◆長期人口推計について
◆少子高齢化と過疎化が意味するところ
◆現状維持バイアスとイノベーション
言(加害意識)は水に流れ、聞(被害意識)は心に刻む
◆はじめに
◆年表歴史教育の功罪
◆鉄砲の量産化
◆量産化の条件
◆言(加害意識)は水に流れ、聞(被害意識)は心に刻む
拝啓 鑑定評価ご利用の皆様、鑑定は科学ではありません!!
相互信頼社会から相互不信社会へ
民・百姓おかまいなし
◆構造改革と弁当箱
◆構造改革の第一歩は政府から
◆財政・構造改革の前にまず意識改革を
◆官の無謬性と性悪説
◆財政改革の先達に学ぶ
期待される司法競売の社会的背景と評価人および評価書の役割~HOWからWHYへ~
◆不動産取引と消費者保護
◆司法競売と消費者保護
◆競落人のリスク回復の手段
◆買主(競落人)のリスク回復手段の特徴~評価に関して~
◆競売市場の変化と競売不動産取引の安全・安心への期待
◆競売市場における取引の安全・安心を支えるプラットホームについて
◆評価書の精度と競売市場参加者のリスクとトレードオフ
◆評価基準の理念および評価書の役割及び調査・評価書作成の視点
◆評価人の善管注意義務と専門家責任
◆事実と意見の峻別
◆評価書作成と調査・記載内容等の検討に当たっての視点~HOWからWHYへ~
日本人の問題対処の問題~問われる日本人の品格~
◆問題は繰り返される
◆問題対処のステージⅠ~先送り・スリ替え~
◆問題対処のステージⅡ~ウヤムヤ~
◆問題対処のステージⅢ~なし崩し~
◆日本人に本質的な問題解決能力はあるのか
疑似科学と反知性主義~鑑定評価の不都合な現実~
◆科学リテラシーと評価の公平性と市場価格
◆相関関係と因果関係
◆疑似科学とは
◆鑑定評価と反知性主義
◆反知性主義からの脱却
不動産を哲学する?~身の程知らずの哲学的迷走~
◆物体と観念
◆不動産とは何か?
◆不動産の哲学的再定義
◆不動産と資格制度
◆不動産のジレンマとグローバリズム
土地評価のウソ・ホント
◆不動産の評価方法は科学――ウソ?ホント?
◆固定資産税評価は公示価格が基準――ウソ・ホント?
◆取引がなくても土地価格は分かる――ウソ・ホント?
◆公示価格は鑑定価格――ウソ・ホント?
◆取引事例の変動率は事前に分かる――ウソ・ホント?
◆公示価格は取引の指標――ウソ・ホント?
◆固定資産税評価額は適正時価――ウソ・ホント?
◆宅地以外の固定資産税評価は適正時価――ウソ・ホント?
◆登記地目と課税地目は同一――ウソ・ホント?
◆路線価地域以外の相続税評価額は固定資産税評価額が基準――ウソ・ホント?
個人情報と公示価格等の不都合な関係
不動産の調査と国土情報の現実
◆地図との出会い
◆地籍図と地図に準ずる図面について
◆地図混乱地域と地図に準ずる図面(公図)について
◆競売不動産の調査と役所の壁
◆調査の基本は道路の調査
コモディティ化する鑑定業務と特化型AIに駆逐される公的評価
◆コモディティ化とは
◆コモディティ化する鑑定業務
◆鑑定評価書のコモディティ化による影響
◆コモディティ化が進行するもう一つの理由
◆地価公示評価員にあらずんば不動産鑑定士にあらず
◆公共事業における専門職の人工単価と歩掛り
◆コモディティ化と特化型AI