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築50年を迎えるマンションが増えるに従い、マンションに堆積した矛盾はどうにもならなくなってきました。老朽化して住みづらくなってもどうすることも出来ず、マンションは憂鬱な建築に変わりつつあります。本書は7人の研究者の叡智を結集して、マンションの凜とした再生にむけてのアイディアを提示しています。
第1部 マンションはどのようにして生まれたか
第1章マンションが社会的に認められる前(花里 俊廣)
第2章区分所有法の登場とマンション(花里 俊廣)
第3章マンションの登場と発展―法はどこまで未来を先取りできるか(小林 秀樹)
第2部 長寿命化はいばらの道か―マンション再生の影
第4章戸建ての老いとマンションの老い(大谷 由紀子)
第5章マンション建替えをめぐる諸現象(大谷 由紀子)
第6章マンション建替法容積率緩和特例は建替え促進策となるか?(加藤 研)
第7章マンションと戦後家族の終わり?―東京圏、地方都市における建替えの困難(貞包 英之)第8章マンション所有者が建替えに前向きになるために(宗方 淳)
第9章マンションの寿命とその評価の仮説(花里 俊廣)
第3部 100年もたせる知恵はあるのか―マンション再生の光
第10章マンション再生の手順と留意する点―大規模修繕と建替えの考え方とそれぞれの事例をもとに(深井 祐紘)
第11章専門家の力を借りてマンション再生の光(大谷 由紀子)
第12章大規模修繕、解消、建替えのどれを選択するか?(花里 俊廣)
終章日本版コープ住宅研究の提案(花里 俊廣)